金田ベリー園TOP > 農園だより > 2002年〜2004年農園だより > 2002/7/2
2002年7月2日(火)帯広西陵中学校ベリー摘み体験!

今日は農園がいつになく騒がしい。そう、 帯広市の西陵中学校の生徒20名が、ハスカップ摘み体験にやってきたのだ。ベリー摘みがはじまると、もうあっちでキャーこっちでキャー。うちのベリーには虫が多い。それはほとんど農薬を使わないから。でも、虫も食わない実を、人間も食べたくはないでしょう?

写真撮られるの、はずかしー。照れるお年頃かしら。
ひろーい農園で、ハスカップをひとつぶひとつぶ摘みます。丁寧に丁寧に。
色々な種類の木があるので、まんべんなく、色んな木のハスカップ実を摘みましょう。口に運ぶと違いが良く分かります。
みんなが摘んだ実を、集めたら、こんなになりました。
金田さんの説明を良く聞きながら、ジャムづくりにはいります。
実と一緒に入っている、葉っぱや木の枝を取り除きましょうね。
鍋にハスカップとお砂糖(北海道てんさい糖)をハスカップ10にたいし、お砂糖7の割合で加えます。
鍋にかけたところで、金田さんはどこかへ行ってしまいました。「これ混ぜていいの?」「混ぜた方がいいんじゃない?」そこに金田さんが帰ってきて「おいおい、混ぜてくれよー!」

あわてて混ぜました。

沸騰して良い匂いがしてきました。飴のようにトロトロになってきました。普通はここでゼラチンなどを入れて固めてしまうのですが、金田ベリー園では何も加えず、さらに煮詰めます。
きれいな色です。ルビーレッド?あかむらさき。まだトロトロしているのですが、そろそろ火を消しましょう。このタイミングが遅いと固いジャムになってしまいます。
まだ熱いジャムをひとつひとつビンに詰めます。
「いいのができたねー」「はい」
軍手をはいて、(北海道では手袋類は`はく´という)作業します。
「できたできた」「きゃーまだあったかーい」
鍋に残ったジャムは。パンにつけて食べます。できたてのハスカップジャムはもちろん極上の味です。摘んで作って食べる。こんなふうにジャムはできるんですね。
「おじさん!これは本物だわ!」といわれておどろいた。
中学生でも良いもの良いとすぐわかる。「だっておいしいんだもん。」